いつもゆきちゃんへの温かいメッセージありがとうございます。
突然ではございますが、2018年3月21日にゆきちゃんが永眠しました事を本日ご報告させて頂きます。
皆様には多大なるご協力とご尽力を賜りました事を心より感謝申し上げます。
そして皆様に最良のご報告ができずに大変心苦しく感じておりますが、ゆきちゃんは最期の最期まで本当に頑張りました。
私たちが計り知れない程の痛みと苦しみの中、小さな小さな体で度重なる病気と闘い続けました。必死に生きようとするゆきちゃんの姿を一番近くで見守っていたご両親とご家族はゆきちゃんが旅立った今、あまりに突然の事で戸惑い、未だ気持ちの整理ができずに深い悲しみの中におります。
そして私たち救う会一同は、明るく可愛いゆきちゃんの笑顔が本当に大好きでした。愛らしい笑い声や、ご両親に抱かれ幸せそうな顔をしているゆきちゃんを見る度に、ゆきちゃんの帰りを待ち遠しく感じておりました。その分、辛い現実ではありますが、ここまで頑張り抜いたゆきちゃんを私たちも精一杯の気持ちで見送りたいと思います。
ご葬儀は近親者にて執り行われる予定でございます。ご理解頂きますようよろしくお願い申し上げます。
重ね重ねになりますが、最後までゆきちゃんを応援して下さった多くの皆様に、言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいでございます。
本当にありがとうございました。
最後にゆきちゃんのご両親より皆様へのお言葉をお預かりしておりますのでご覧下さい。
《ご両親より皆様へ》
ゆきのことをご支援してくださった皆様、いつもありがとうございます。
3月21日、娘は私たちのもとから空へ旅立っていきました。
2歳1ヶ月というあまりにも短い生涯でしたが、人の温かさに恵まれた素敵な人生を歩むことができました。
皆様のご支援のお陰でアメリカで心臓移植を受けることができ、今年の1月には元気に帰国することができました。しかし、帰国後の入院中に移植後リンパ増殖性疾患を発症したため大学病院に転院しました。娘の体の中のリンパ腫は薬で抑えることが追い付かないほど進行が早く、なかなか薬も効きにくい状態でした。3月の中頃からICUでの管理になり更に慎重に治療を進めていましたが、それでもリンパ腫の増殖を抑えることができずその後腸管に穴が開いてしまったことも確認できました。先生方からはこれ以上の治療は困難との説明を受け、残された時間を家族で穏やかに過ごしたい、また、娘が渡航前に一番長く過ごした大阪府内の病院で最期を迎えたいとも思い、私たちのわがままを受け入れていただき転院させていただきました。
本当に穏やかに優しい顔をした娘との最期を家族で迎えることができました。
たくさんの方に支えていただいたこと、ドナーの方の命、娘のことを忘れずに大切にしていきたいと思っています。
ご支援してくださった皆様、最後まで思い続けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
中川西純一 かおり