5月13日 補助人工心臓を着けてから

2017.05.13
いつもゆきを応援してくださる皆様、日記を読んでくださりありがとうございます。

ホームページ上でも報告のあった通り、5月9日に目標金額である2億9千万円を達成することができました。約半年間、温かいご支援ご協力をいただき、応援してくださった皆様に心より感謝の気持ちを申し上げます。
本当にありがとうございました。
募金活動は終了となりますが、これからもゆきの経過や様子などは引き続きホームページや日記等でご報告していければなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

過去の話になりますが、ゆきの今までの経緯の続きを書いていきたいと思います。

大阪の病院に転院後、しばらくは強心剤などの点滴をして過ごしていました。熱のある日や、少し笑顔の見れた日、ゆきの体調は一進一退でした。
転院してから移植の登録を進めていて、8月の上旬に登録が完了しました。この時はまだ補助人工心臓は着けていなく、体調が悪くなればすぐ着けましょうという話が出ていました。


転院後、生後6ヶ月の時の写真です。体重は5キロもありませんでした。

移植の登録をしてから数日後、その日のゆきは見るからに辛そうでした。顔色も悪く心拍数も高いままで、夕方に輸血を始めて人工呼吸器を挿管されました。
先生からお話があり急遽、次の日に補助人工心臓を着ける手術を受けることになりました。


手術当日は、ゆきの父も病院に来てもらい、無事に手術が終わることを2人で祈り続けていました。
お昼過ぎから始まった手術ですが、順調に進んだとのことで夜7時頃にはICUに戻ってくることができました。


手術が無事に終わり、先生方にも順調ですと報告を受け安心しましたが、ゆきの痛々しい姿にこれからどうなるんだろうと不安になったのも事実でした。補助人工心臓を着けた姿のゆきは、正直なところ親としても衝撃でした。
昨日までは何もなかったお腹から2本の管が出て、ポンプや大きな機械と繋がっており、ポンプの中はゆきの血液が流れ心臓の代わりをしています。

しかし、その後のゆきは本当に順調に回復していきました。
離乳食も食べれるようになり、体重や身長も増えていきました。子供らしく成長もして、今までの日記にも書いた通りお座りや、つたい歩き、ハイハイも出来るようになりました。

リスクも大きい補助人工心臓ですが、ゆきの命を助け、成長させてくれた大事な機械です。
この機械がなければ、もしかしたら今ここにゆきはいなかったかもしれません。こうして毎日を生きていることに感謝しています。

これから渡航に向けて体調を崩さないよう、今までよりもさらに慎重にゆきのことを支えていきたいと思っています。
今まで応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも温かく見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。



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